山童(やまわらわ)

山童 やまわらわ
山中に棲む妖怪で河童が山に入ったものとされている。
秋の彼岸に河童が山に入ると山童になり、春の彼岸に川に戻るとまた河童になると云う。
地方によってサイクルは違うが、山と川を行き来し、移動時にヒョーヒョーと鳴き声を発するとも云われている。
そして、その通り道を塞ぐと祟りをおよぼすそうだ。
(この行動は、ひょうすべにも見られる)
よく山仕事の手伝いをすると云われ人とは交流がある。
ただし、仕事を頼む時は決まりがあるそうだ。
嫁の祖母(宮崎県)の話がある。
子供の頃、山に入る河童(宮崎県だからセコと云う妖怪かも)の行列が家の前を通ったそうな。
そして、その行列は決して見てはいけなかったらしい。
嫁の祖母は「ホーホー」とフクロウの様な鳴き声を聞き「ああ、河童が通ってる」と思ったそうな。
山童になるために山に入って行ったんだな~( ´∀`)
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