火消婆(ひけしばば)

火消婆 ひけしばば
-それ火(ひ)は陽気(やうき)なり。妖(よう)は陰気(いんき)なり。うば玉の夜(よ)のくらきには、陰気(いんき)の陽気(ようき)にかつ時なれば、火消(ひけし)ばゞもあるべきにや。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。
吹消婆(ふきけしばば)とも。
老婆姿の妖怪で、提灯や行灯の火を吹き消してしまう。
妖怪は陰気の存在、それに対して火は陽気の存在。
妖怪は陽気を苦手とするため火消婆が火を消すのだそうだ。
現代は電気の時代、火消婆は何処にいるのか。
たまに電気を使いすぎブレーカーが落ちて真っ暗になる時がある。
案外姿を変えた火消婆(ブレーカー婆)の仕業かも。
ひょっとして、省エネ婆?エコ婆?
老人の火に諭された提灯火はこんな所に落ち着いた。
私(提灯火)の原点といえば、やはり提灯の火
と言う訳で、今ここは提灯の中で~す ヽ( ´∀`)ノ
明るく照らしておりま~す
何だが陽気になっております (///∇//)
今まで悩んでいたのが嘘のようなで~す
やっぱり原点回帰
やってみるもんだ~ (* ̄∇ ̄*)
もう名前の通り提灯の火として生きちゃおうかな~
ふ~っ (  ̄3 ̄)=3
え!?( ゚д゚)・∵.
さあ、どんどん消しちゃうよ (  ̄3 ̄)」
おわり
お付き合い、ありがとうございました。
これにて「提灯火の嘆き」終了でございます。
...題名「提灯火の嘆き」... そんなもんあったんだ... (ーー;)ゞ
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