蓑火(みのび)

蓑火 みのび
-田舎道(いなかみち)などによなよな火(ひ)のみゆるは多(おほ)くは狐火(きつねび)なり。kの雨(あめ)にきるたみのゝ嶋(しま)とよみし蓑(みの)より火(ひ)の出(いで)しは陰中(いんちう)の陽気(やうき)か。又は耕作(こうさく)に苦(くるし)める百姓(ひゃくせう)の臑(すね)の火なるべし。-
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』にこう記されている。
怪火の一種で狐狸の仕業とも云われている。
画を見ると鍬を携えた蓑傘が燃えながら畔道を浮遊している様に見える。
文中に「耕作に苦める百姓の臑の火なるべし」とあるので農夫の怨念とも思われる。
同じような怪火で、雨の日の夜に蓑や傘に蛍のような火がまとわりつき、払うと火が大きくなっていくと云う話もある。
田舎の畔道にて事は起ろうとしていた。
提灯火の奇声が闇夜を割く。
蓑草鞋さん、準備はいいですか!(`・д・´)
お、おう!( ̄□ ̄;)
それでは、バロ~ム じゃねえや (;゚皿゚)
合体!( `_)乂(_´ )
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
合体妖怪“蓑火”!━━━━(゚∀゚)━━━━
どうです、蓑草鞋さん! ( ゚∀゚)
我々が手を組めばこんな素晴らしい妖怪に変身出来るんですよ!
スゲ~!俺が燃えてる!( ;゚Д゚)」
スゲ~!俺が目立ってる!( ;゚Д゚)」
どうです、このまま里まで下りてみませんか? ( ゚∀゚)
こんな田圃なんかでくすぶっていたんじゃあ埒があきません!
いいね~!里まで行ってみよう!( =゚ω゚)=3
この勇士を村人達に見せて恐れおののかせようぜ~!
そうこなっくっちゃ!( ̄∇ ̄)ノ
スゲ~よ、俺が燃えちゃってるよ~( ;゚Д゚)」
スゲ~よ、俺が燃えちゃってるよ~
スゲ~よ、俺が燃えちゃって…
スゲ~よ、俺が…
え、俺が…
俺が… 燃えちゃってる…?
俺が… 燃え尽きちゃう…??
俺… (;一_一)?
なくなる…?
蓑草鞋さん!
里が見えてきましたよ!( =゚ω゚)=3
蓑草鞋さん!
蓑草鞋さん…??
みのさん…??(゜д゜;)ゞ
………………………………………(-_-;)
蓑草鞋さ~~~~ん!!・゚・(ノД`)
哀れ蓑草鞋、素材が素材なだけに提灯火の火によって燃え尽きてしまいましたとさ。
これでまた… 私はただの鬼火ということか… (TДT)
つづく
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