青女房(あおにょうぼう)

青女房 あおにょうぼう
-荒(あれ)たる古御所(ふるごしょ)には青女房とて女官(にようくはん)のかたちせし妖怪(ようくはい)、ぼうぼうまゆに鉄漿(かね)くろぐろとつけて、立まふ人をうかゞふとかや。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。
女房とは、もともと御所に詰めて貴人に仕えてた女性(女官)。
そして青は未熟という意味。
青女房は未熟な女官さんという事か。
室町時代の『百鬼夜行絵巻』にそっくりな妖怪がでてくる。
多分このキャラクターがモデル。
『繪本百物語』-桃山人夜話- にも“歯黒べったり”と言う似た妖怪も描かれている。
白い顔に黒い歯… どう見ても怖いな?。(((( ;゚д゚)))
昔は美しく見えたのかしら…。
そう言えば、最近の時代劇には、お歯黒、引眉(眉剃り)のメイクを見かけない。
昔は結構見かけたものだが…、やはりお歯黒が怖く見るからかな?。
「武士の一分」で檀れいさんがお歯黒、引眉(眉剃り)のメイクだったら…。
(-公-、) ウ~ン …観たくないな。
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