長冠(おさこうぶり)

長冠 おさこうぶり
-東都の城門にかけて世をのがれし歌人の冠にはあらで、このてがしはのふたおもてありし倭(ねぢけ)人のおもかげならんかしと、夢ごゝろにおもひぬ。-
鳥山石燕の『百器徒然袋』にこう記されている。
冠の付喪神なのだろう。
官職に執着した人の念が宿ったのだろうか。
華やかな時期もいつかは終りがあると云う事。
しかし、石燕先生の画はなかなかコミカルである。
これも先生のオリジナルらしい。
ネジ巻くとカタカタと跳ねるこういうオモチャがあったような… ( ̄_ ̄)ゞ
でもコイツ等が群れをなして跳ねると絶景だろうな?。( ・∀・)
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