“小泉八雲” 終焉の地

小泉八雲と言えば島根県松江が有名ですが、今回は彼の終焉の地になる西大久保を訪れました。
誰もが知ってる「耳なし芳一」、「ろくろ首」で有名な『怪談』の著者として知られてます。
小泉八雲さん、帰化する前の名前は、パトリック・ラフカディオ・ハーンと言い、ギリシャ生まれのイギリス人。
渡り渡って英語教師として日本へやって来ました。
松江では、ヘルン先生と慕われ、日本人の奥さん節子さんを娶りその後熊本、神戸へ。
『怪談』は、この奥さんから聞いた話を文学作品にしたものだそうです。
次に、東京(牛込区市谷富久町)に移り住み東京帝国大学で英文学の講師を勤めます。
この時、帰化し名を“小泉八雲”と名乗ります。
東京帝国大学を辞して、その後、西大久保に転居し早稲田大学の講師に。
54歳で狭心症により自宅でお亡くなりになったそうです。
因みに、東京帝国大学の後任講師は、夏目漱石さんです。
そして、“妖怪公園(哲学堂公園)”の井上円了博士とも交遊があったそうです。
十数年ぶりに降り立った新大久保駅。
すっかり韓流の街になってました。
大通りを逸れ路地を進みます。
はい、着きました。( ´∀`)ノ
新宿区立 小泉八雲記念公園です。
園内は、ギリシャのパルテノン風。
花壇の奥で八雲先生がお出迎え。
( ´∀`)ノ センセイ
小泉八雲先生にご対面。
小泉八雲の銅像は花壇の奥に鎮座していらっしゃいます。
近所の小学生が作ったと思われるカワイイオブジェ群。( ´∀`)
道を挟んで、小泉八雲旧居跡の大久保小学校前へ。
小学校脇にある記念碑です。
トラック邪魔!ヽ(`Д´)ノ
小泉八雲旧居跡の石碑。
ここで八雲先生は、54年の生涯を閉じられたのでした。
旧居の写真付き石碑。
次は、道を真直ぐ進み雑司ヶ谷へ向かいます。
途中から都電荒川線と平行に。
折角だから乗っちゃいます。
小さな電車。
はい、着きました。( ´∀`)ノ
都電雑司ヶ谷駅です。(停留所かな?)
雑司ヶ谷と言えば、京極ファンなら久遠寺医院を思い浮かべるはず。(゚∀゚)))))
雑司ヶ谷霊園の入り口です。
この霊園は、著名人のお墓が沢山あり、かの泉鏡花先生のお墓もあるそうです。
はい、着きました。( ´∀`)ノ
小泉八雲先生のお墓。
お参りしまいた。(-人-)
偶然にも、夏目漱石先生のお墓も発見。
お参りしました。(-人-)
ちょっと歩いて鬼子母神へ。
参道に面した民家の窓に自作のロボット群が飾られてた。
「かっちょいい?!ほし??い!」
( ̄? ̄*)
お隣には、自作の雨水の濾過器が。
( ̄0 ̄;)
ロボットといい、この街には博士が居るやもしれん。
はい、着きました。鬼子母神です。
( ´∀`)ノ
明日からお祭りみたいで、テキ屋さんたちが場所取りの段取り中。
「段取りさせてもらいます? 西尾一男です?」(゚∀゚)))))
樹齢600年以上の大銀杏です。
別名:子授け銀杏。
高さ30メートル。
幹周8メートル。
本堂の鬼子母神堂です。
鬼の上のチョンが無いのね。
改心して鬼の角が取れたと言う事ね。
(*´Д`)=з。
お参りしました。
大久保から雑司ヶ谷。
小泉八雲先生を偲んでの散歩でした。
都電荒川線の旅も楽しいかも。
それでは、この辺で。
最後まで、お付き合いありがとうございました。<(_ _)>
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