柳女(やなぎおんな)

柳女 やなぎおんな
-若き女の児をいだきて、風のはげしき日柳の下を通りけるに、咽を枝にまかれて死しけるが、其の一念柳にとゞまり、夜な夜な出て、口をしや恨めしの柳やと泣けるとなん。-
『繪本百物語』-桃山人夜話-(画図文)にこう記されている。
子供を抱いた女の人が風の強い日に柳の下を通ったら、柳の枝が首に巻き付き死んでしまった。
女の念が柳に宿り夜な夜な木の元に現れ泣くと云う。
最初に読んだ時は、母親が過って子を死なせてしまい、夜な夜なその母が現れ悲しみに暮れる話かと思ったら、母の方が死んだと書いてあった。
風の強い日って言ったって、どうやったら枝が巻き付いて死んじゃうんだろう?
ないとは言い切れないが、何億分の1の確立かもしれないな?。(-公-、)
まあ悲しい話ではあるが、島田荘司先生のミステリー小説のようだ。
そうそう、柳はよく幽霊が立つ場所でもある。
女性は、よく柳に例えられる。
柳腰とは細くてしなやかな様、美人の代名詞でもある。
モデルさんらしき女性二人連れと擦れ違った事がある。
道行く人殆どの人が振り返る程の美人さんだった。
擦れ違う時、彼女らの股下が僕の胸位の位置に思えた。
(  ̄д ̄;)……… ニンゲンチガウ
私は、一瞬で劣等感に打ちのめされたが、違う生物だと置換する事で事なきを得た。
( ;´Д`)=3ホッ チガウイキモノネ
柳女だったのね。(゚∀゚)))))
妖会記:柳女(やなぎおんな)に会いました( =゚ω゚)=3
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