以津真天(いつまで)

以津真天 いつまで
-広有(ひろあり)、いつまでいつまでと鳴(なき)し怪鳥(けてう)を射(ゐ)し事、太平記(たいへいき)に委(くは)し。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。
太平記によると、紫宸殿の上空に夜になると「いつまでも、いつまでも」と鳴く怪鳥が現れるようなった。
貴族達は不吉に思い、源頼政の鵺退治にちなみ隠岐次郎左衛門広有と云う人に退治を依頼する。
広有さんは鏑矢で見事射止めるが、その怪鳥、顔は人面、身体は蛇、曲がったくちばしには鋸状の歯が並び、両足には剣の様な鋭い爪がついていた。
翼を広がると1丈6尺(約4.8メートル)もあり、まさに怪鳥であったと。
プテラノドン… ?( ̄△ ̄;)
翼竜の生き残りでも居たのかしら。
怪鳥には名前がなかったので、石燕先生が『以津真天(いつまで)』にしちゃったとか。
「いつまで? 寝てるの? チイ散歩が始まっちゃうよ」( ̄0 ̄)ノ
「いつまで? 同じ服着てるの? カブトムシの臭いがするよ」( ̄0 ̄)ノ
「いつまで? 歯磨いてるの? 歯がなくなっちゃうよ」( ̄0 ̄)ノ
お宅にも居ると思うよ。(゚∀゚)))))
怪鳥『いつまで??? (以津真天)』(  ̄Д ̄)」イツマデー
いつまで放置しとるんじゃ!(#゚Д゚)=○)`Д)、;'.ヘブッ
… (  ̄д ̄;)ゞ
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