★「ぽえぽえうさぎとゆかいな仲間たち展」

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大阪で行われるアート展「ぽえぽえうさぎとゆかいな仲間たち展」に“ちみちみ怪々”の手ぬぐいを出品販売します。
出品と申しましても兄(画号:夢画人)がイラストを出展するスペースを借りての販売ですので、要は間借りです。
お近くで、尚かつお時間のある方はお立ち寄りください。
私は居ませんが、顔の似てる兄が接客します。
因みにお値段は、1枚千円です。
日本文化の粋なアイテム“ちみちみ怪々”手ぬぐいをこの機会に是非!

今回は、チャリティーですので売上金は東日本大震災復興支援金として寄付されます。


「ぽえぽえうさぎとゆかいな仲間たち展」
人と人とのふれあいを大切に、仲間に元気を貰い、また元気をあげられる展示会

会場:大阪市阿倍野区阿倍野筋3-10-1-300
   あべのベルタ3階(阿倍野市民学習センター内)ギャラリー  MAP
日程:2011年7月2日(土)12:00~19:00
       7月3日(日)10:00~17:00

出展:なかの和気(水彩画等)・ゆかり(自由画)・書遊人(書道)・夢画人(イラスト)その他6人の出展(写真・版画・紙細工・イラスト・彫刻等)

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★火消婆(ひけしばば)

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火消婆  ひけしばば

-それ火(ひ)は陽気(やうき)なり。妖(よう)は陰気(いんき)なり。うば玉の夜(よ)のくらきには、陰気(いんき)の陽気(ようき)にかつ時なれば、火消(ひけし)ばゞもあるべきにや。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。

吹消婆(ふきけしばば)とも。
老婆姿の妖怪で、提灯や行灯の火を吹き消してしまう。
妖怪は陰気の存在、それに対して火は陽気の存在。
妖怪は陽気を苦手とするため火消婆が火を消すのだそうだ。

現代は電気の時代、火消婆は何処にいるのか。
たまに電気を使いすぎブレーカーが落ちて真っ暗になる時がある。
案外姿を変えた火消婆(ブレーカー婆)の仕業かも。
ひょっとして、省エネ婆?エコ婆?


老人の火に諭された提灯火はこんな所に落ち着いた。

私(提灯火)の原点といえば、やはり提灯の火
と言う訳で、今ここは提灯の中で~す ヽ( ´∀`)ノ
明るく照らしておりま~す
何だが陽気になっております (///∇//)
今まで悩んでいたのが嘘のようなで~す
やっぱり原点回帰
やってみるもんだ~ (* ̄∇ ̄*)
もう名前の通り提灯の火として生きちゃおうかな~


ふ~っ (  ̄3 ̄)=3

え!?( ゚д゚)・∵.

さあ、どんどん消しちゃうよ (  ̄3 ̄)」

おわり


お付き合い、ありがとうございました。
これにて「提灯火の嘆き」終了でございます。
...題名「提灯火の嘆き」... そんなもんあったんだ... (ーー;)ゞ

★野宿火(のじゅくび)

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野宿火  のじゅくび

-きつね火(び)にあらず、草原火(そうげんび)にてもなく、春(はる)は桜(さくら)がり、秋(あき)は紅葉(もみぢ)がりせしあとに火(ひ)もえあがり、人(ひと)のおほっくさわぎ、うた唱(うた)ふ声(こへ)のみするは野宿(のじゅく)の火(ひ)といふものならん。-
『繪本百物語』-桃山人夜話-(画図文)にこう記されている。

田舎道、街道、山中などにあらわる怪火の一種。
誰かが火を焚いたように見え、覗くとその周辺から人々の話し声が聞こえると云うらしい。

「どう見ても焚き火だろう!」とツッコミを入れたくなる鬼火。
暗い夜道で火が見えれば、人の仕業と分かっても不気味だったのだろうか。


謎の老人が消え去り、提灯火がただ一人残された。

すでに答えが出ていると老人は言っていたが...
自分は自分でしかないと言う事なのか...
やはり提灯火は提灯の火になれと言う事かしら... (-公-、)

そうだ! Σ( ̄□ ̄;)ハッ
原点に戻ってみよう!


自分がなんたるか、自分はどうして生まれたのかを見つめ直そう
そうすれば自ずと人を驚かす術も分かってくるかもしれない(・∀・)

そうだ、原点だ! (ノ∀`*)ノ☆.。.:*・゜

しかし... こうしているとただの焚き火にしか見えないな ( ̄△ ̄;)



つづく
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