白溶裔(しろうねり)

白溶裔 しろうねり
-白うるりは徒然(つれづれ)のならいなるよし。この白うねりはふるき布巾(ふきん)のばけたるものなれども、外にならいもやはべると、夢のうちにおもひぬ。-
鳥山石燕の『百器徒然袋』にこう記されている。
古い雑巾(布巾)の妖怪。
雑巾(布巾)の付喪神と言っていいのかもしれない。
山田野理夫の『東北怪談の旅』では古雑巾が人を襲う話しがあるそうだ。
これも白溶裔のような付喪神なのだろうか。
因みに“白うるり”とは「徒然草」に出てくる芋の好きなお坊さんの渾名だそうな。
古雑巾と言えば、学校の雑巾ね?。
あの臭いと言ったら…。(; ̄皿 ̄;)
数が足りなくてその雑巾を使わざる得なかった時、
あのヌルッとした感触と言ったら…。(; ̄皿 ̄;)
後、夜道を歩いていて白いものがヒラヒラしてるのを見てドキッΣ(`□´/)/ってしたことありませんか?
たぶんね石燕先生もそんな感じだったのでは。
よくよく見ると古いぼろぼろになった布巾だったとか。
私はですね、電信柱にコンビニの袋が引っかってるの見てドキッΣ(`□´/)/っとしたことが…。
あれは音も凄いですね。
「バサバサッ、バサバサッ」って。( ̄□ ̄;)
あっ、オチがなかった。
たんなる体験談か…。(゚∀゚)))))
これで今年最後の投稿となります。
皆様よいお年を。
ではまた来年。( ´∀`)ノシ
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