★土蜘蛛(つちぐも)

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土蜘蛛  つちぐも

-源頼光土蜘蛛(くも)を退治(たいぢ)し給ひし事、児女(じじょ)のしる所也-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。

山蜘蛛とも。
『土蜘蛛草紙』に登場し、これまた源頼光に退治されたと云う大きな蜘蛛の妖怪。
天保八年に描かれた『土蜘蛛草紙絵巻』には、源頼光らしき人物に首を斬られ、そして渡辺綱らしき人物に腹を斬られ退治されている場面が見れる。
土蜘蛛は腹から臓物と食したであろう人間の髑髏をたれ流れ出し悶絶している。
顔が虎、足がコオロギのような土蜘蛛の描写が面白い。

元々は、古事記、日本書紀に昔から名が見られる、天皇に従わない先住民(まつろわぬもの)達を指した言葉であったようだ。
時が経つにつれ土蜘蛛は、語り継がれ脚色され妖怪化してしまったらしい。


頼光:「土蜘蛛!覚悟?!」(ノ`Д´)ノ

土蜘蛛:「誰が土蜘蛛やねん!」ヽ(`Д´ )ノ

頼光:「えっ!… 土蜘蛛じゃないの」Σ(  ̄□ ̄)

土蜘蛛:「それはあんたらが勝手に呼んどるだけや!」ヽ(`ε´ )ノ

頼光:「そ、そう… じゃあ何て呼べば…?」(  ̄0 ̄)ノ

土蜘蛛:「いやいや、そうやないやろ、まずお前が名乗らんかい!」ヽ(;´Д`ヽ)

頼光:「ツッチーとかでどう?」( ´∀`)ノ

土蜘蛛:「話し聴かんかい!お前は誰や!」ヽ(`皿´ ;)ノ

頼光:「え、あ、俺? 源頼光 ライコーって呼んで」
頼光:「ツッチー!覚悟?!」(ノ`Д´)ノ

土蜘蛛:「アホか!ツッチーってなんや!」ヽ(`Д´ ;)ノシ☆

頼光:「え?じゃなんて呼べばいいの?」(  ̄д ̄;)ゞ

土蜘蛛:「普通に名前で読んだらええやん」( ̄△ ̄;)

頼光:「なんて名前?」( ・Д・)ノ

土蜘蛛:「こ、小柳…」( ̄∇ ̄〃)

頼光:「小柳!覚悟?!」(ノ`Д´)ノ

土蜘蛛:「ちょ、ちょ、そこ、そこ笑うとこ??? ギャ????!!」ギャ━━ΣΣ(゚皿゚;)━━!!
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★茨木童子(いばらきどうじ)

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茨木童子  いばらきどうじ

-都良香(とりやうかう)らせうもんを過て一句(く)を吟(ぎん)じて曰(いはく)、気霽風梳新柳髪(きはれてはかぜしんりうのかみをけづる)と。その時鬼神(きしん)一句(く)をつぎていはく、氷清波洗旧苔鬚(こほりきえてはなみきうたいのひげをあらふ)と。後(のち)、渡辺綱(わたなべのつな)がために腕(うで)をきられ、からきめ見たるもこの鬼神(きしん)にや。-
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』「羅城門の鬼」にこう記されている。

酒呑童子と共に大江山(大枝山)を拠点に京を荒し回っていた有名な鬼。
摂津(大阪)は茨木出身なのでその名が付いたとあるが諸説色々。
小さな頃から鬼子と呼ばれ、悪名売り出し中に酒呑童子と知り合い意気投合して子分になったとか、
捨て子だったのを酒呑童子に拾われ立派な悪党に育てられたとか、
はたまた鬼女であったとも伝えられている。

茨木童子は、四天王の一人渡辺綱と闘う物語が有名。
羅城門にて綱に片腕を切り落とされた鬼が伯母に化け腕を取り戻すため屋敷にやって来るというもの。
また茨木童子は、大江山の鬼退治にて四天王との死闘で唯一生き残った鬼でもある。

能、歌舞伎などの演目で混同されてるが、羅城門の鬼と茨木童子は別の鬼だと云う説も。


結構悪名が響き渡ってますよ茨木童子さん、今後の展開は?

やっぱ、全国制覇っしょ!(///∇//)ゞ

大江山に酒呑童子って凄いのが居るって聞いたんですけど?

なにそれ?聞いた事もねえよそんな名前 ( ̄‥ ̄)=3 フン
いつかはぶつかる相手かもしれねえけど、
所詮俺の敵じゃあねえな ( ゚ー`)y-~~

俺はな喧嘩も走りも命賭けてんだ!(;゚皿゚)」


鬼ってイタイ系?

後に、酒呑童子と共に京を脅かす鬼として有名になるが、それはもうちょっと先のお話。

★妖怪クッキー

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クッキーを焼いたとさ。
チョコ、カボチャ、抹茶、プレーンの4種の使い分け。
さてさてどんなクッキーが出来たでしょうか。( ´∀`)



cookie01.jpg一つ目小僧
一つ目一郎くんです。(シゲ作)

顔:カボチャ
白目:プレーン
黒目:抹茶
口:チョコ


cookie02.jpg鬼熊、三つ目小僧
おにくまさんと三つ目三郎くんです。(シゲ作)

顔:チョコ
白目:プレーン
黒目/鼻:抹茶
口:カボチャ
三郎くんは一郎くんと同じ。


cookie03.jpg河童
かっぱさんです。(オカチン作)

顔:プレーンに抹茶を混ぜたもの
白目:プレーン
髪:チョコ
皿:プレーン
口:カボチャ


cookie04.jpg轆轤首
ろくろくび姐さんです。(オカチン作)

顔:プレーン
首:カボチャ
髪:チョコ
くし:カボチャ
かんざし:抹茶
目:チョコ
口:カボチャ


cookie05.jpg美味しくいただきました。( ̄? ̄*)

★ちみちみ怪々 第十三話 『屋根裏のパフォーマンス』

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「ちみちみ怪々」新作!
第十三話 『屋根裏のパフォーマンス』


リズムがあると血が騒ぐ。
打ち鳴らすは血肉湧き踊る原始のリズム。
でも家鳴君たちほどほどにね。

それでは、ちみちみちみちみまいりましょう。

★酒呑童子(しゅてんどうじ)

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酒呑童子  しゅてんどうじ

-大江山いく野の道に行(ゆき)かふ人の財宝(ざいほう)を掠(かすめ)とりて、積(つみ)たくはふる事山のごとし、錣耕録(てつこうろく)にいはゆる鬼賊(きざう)の類なり。むくつけき鬼(おに)の肘(かいな)を枕(まくら)とし、みめよき女にしやくとらせ、自(みづか)ら大盃(おほさかづき)をかたぶけて楽(たのし)めり。されどわらは髪(かみ)に緋(ひ)の袴(はかま)きたるこそやさしき鬼(おに)の心なれ。末世(まつせ)に及んで白衣(びゃくゑ)の化物(ばけもの)出(いずる)と聖教(せうげう)にも待るをや。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。

京都は大江山(大枝山)に住んでいたとされる有名な鬼。
あまりも有名な為か京都に限らず奈良や新潟などにも伝説が残っている。
名は酒顛童子、酒天童子とも。
名前からしてお酒好きのようだ。

悪行の限りを尽くして、最後には頼光四天王によって退治され首を切られた。
現在、京都は大枝の老ノ坂に酒呑童子の首を埋めたとされる首塚が存在する。


京に名を馳せた酒呑童子さん、今後の展開は?

やっぱ、全国制覇っしょ!(///∇//)ゞ
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