★浪華の異魚(なにわのいぎょ)

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浪華の異魚  なにわのいぎょ

江戸時代の奇談集『絵本小夜時雨』の『浪華東堀に異魚を釣』に出てくる怪魚。
これは魚というか、どうも人魚のようだ。
大阪は西堀付近で川に浮かべた材木の間から釣り上げられたとある。
体長三尺(約90cm)、ボラに似た鱗で覆われ、顔が人の様であったと云う。

水木大先生の著書では、『髪魚(はつぎょ)』となっている。
挿絵を見ると成る程、髪の生えた魚だ。
1:9分けのサラリーマンのおじさんにも見える。
人魚姫の影響で、人魚は美しいイメージが強いが、不細工な人魚も居ると云う事で。
で、その後どうしたんだろう?
食べちゃったのかな?。
もしかして… 迷い込んだアザラシ… だったとか… ?



「◯◯君は、彼氏いるの?」(  ̄∀ ̄)

「係長、それはセクハラです!」(#;`Д´;)ノシ☆



負けるな!おじさんサラリーマン!(;゚皿゚)」
ガンバレ!おじさんサラリーマン!( =゚ω゚)=3

私は、おじさんの味方です。
なぜなら、おじさんだからです!<( ̄^ ̄)>
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★魃(ひでりがみ)

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  ひでりがみ

-一名を早母(そうぼ)といふ。もろこし剛山(がうざん)にすめり、その状(かたち)、人面(ひとのおもて)にして獣身(けものゝみ)なり。手一つ足(あし)一つにして走(はし)る事、風(かぜ)の如し。凡此神出る時は早(ひでり)して雨ふる事なし。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。

もともとは、古代中国に書かれた『山海経』に出てくる旱魃を起こす神。
魃(ばつ)と読み、性別は女性だったらしい。

体長は二、三尺(約60?90cm)、獣の身体で人面、手一本足一本の異形。
走るのは風のように早いそうだ。
「走(はし)る事、風(かぜ)の如し」
当時の旱魃被害の広がりの早さを思わせる一説である。

人間に被害をもたらす恐怖の神は異形の妖怪になるようだ。
まあ神と云うものは、ありがたいものだけではないと云う事か。



「俺が通った後は、ぺんぺん草も残らねえぜ」(  ̄∀ ̄)

「お前は、レッド・ツェッペリンか!」(#;`Д´;)ノシ☆
古くてごめんね( ;´Д`)ゞ



今年は、暑いですね?。
魃(ひでりがみ)が来てるかもね。

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★妖怪(?)ミニゲーム5



ちょっと一服。
もぐらたたきもどき。

オカチンを叩くのです。(マウスでクリック)
シゲを叩くと減点なのだ!
制限時間はオレンジ色のバーが消えるまで。
打つべし!打つべし!
(音が出ますのでご注意!)

★妖怪ミニゲーム4



ちょっと一服。
ジグソーパズル。
ピースをマウスでドラッグしてね。


「屏風のぞき」「目目連」
単体でも嫌だけど、コンビ組まれると最悪だね。


★『送り提灯』 本所七不思議  其の玖

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『送り提灯』 本所七不思議  其の玖 

江戸時代の話でございます。
本所は出村町辺りでの事。
帰りが遅くなり、夜に提灯もなく歩いておりますと前方に提灯の灯が見える。
「こりゃ天の助け、いい道連れができた」と思い近づこうとすると灯がぱっと消える。
「ありゃ、どこ行ったい?蝋燭の灯が消えたのか?」と辺りをキョロキョロと目をこらす。
暫くするとまた前方で灯が見える。
「おっとあっちだったか、お?い、ちょっとそこの方ぁ」と近づくとまた灯がぱっと消える。
その繰り返しで、いつまで行っても灯に追いつかない。
いい加減気づきそうなもんですが、それはそれ、もう術中にはまってしまってるわけですな。
そして、はっと我にかえると夜も明けており一人佇んでるのでございます。
周りを見れば、そこは葦が生い茂る葦の原。
よく見るとその葦は、片葉の葦でございました。(其の壱に戻る)

落語でお馴染みの「本所七不思議」。
(実際は、本題「浅井の化け物娘」に入る前のマクラ部分)
江戸時代に流行った怪現象話でございます。

「こ、これは絶対に妖怪が絡んでる!」と勇んで巡ってまいりました。
順番があるかもしれませんが、今回は私が回った順でご紹介。
九ヶ所目は、『送り提灯』でございます。
さて、いよいよ(やっと)最終話。

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