★大熊手(おおくまで)

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大熊手  おおくまで

巨大な左手を持ち人等を襲う妖怪。
獲物を熊手のように引っ掻き集める。
人型の顔には口がなく左の掌に大きな口が存在する。

先日、夢の中に出て来た妖怪です。
サボり気味の妖怪画に喝を入れるがごとく現れました。
「もっと描けよ」と言われてるようで… ( ;´Д`)ゞ

昔、古谷三敏先生の漫画で「手っちゃん」という作品がありました。
なんか影響大です。

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★朱の盆(しゅのぼん)

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朱の盆  しゅのぼん

“朱の盤(しゅのばん)”、“首の番(しゅのばん)”とも。
江戸時代の怪談集『老媼茶話』の2話に登場し、顔は朱色で6尺(約1.8m)もの背丈の坊主とされ、またもう一話では、朱色の顔、針の様な髪の毛、額から生えた一本角、光り輝く目、耳まで裂けた口、そして牙を咬み鳴らす音は雷鳴の如く鳴り響くと恐ろしげに記されている。
泉鏡花の『天守物語』でも登場し、“舌長姥(したながうば)”と同じく“亀姫(かめひめ)”の眷属となっている。
習性は、人を驚かすだけのようにみられるが、人を食べるようなそぶりもみせている。
現在での姿形は、水木先生の創作で、一角の朱色大顔面のコミカルなキャラクターが、一般化している。


〈前回のつづき〉
姐さん、姐さん ヾ( ̄∇ ̄)
なんですかボンボンくん ( ´∀`)ノ
わしええ企画案を考えましたん ⊂( ̄0 ̄)
なんや?聞こか ( ・Д・)」
婆妖怪を48体あつめてグループ組んだらどうでっしゃろ ヾ( ´∀`)
どこぞで聞いたことあるような企画やなぁ (; ´Д`)」
ファン投票やったり、じゃん拳でセンター争奪したりして ヾ( ´∀`)
ますます怪しいわな (; ̄Д ̄)」
グループ名をBBY48(ババアヨウカイ48匹)にして ヾ( ´∀`)
こりゃ堂々としたパクリやなぁ (|||´Д`)
姐さん、これいけまっせ! ヾ( ´∀`)ノシ
よう自分が考えたようにいえるなぁ (; ¬_¬)ノシ☆
ボク、ボクゥ〜、自分のアイデアでっせ、これ ヾ( ̄0 ̄)
まあええわ、そんでわしのボジションはどこやねん (;-ω-)ノ
そうですなぁ… ( ̄ー ̄)
センターはやはり砂かけ婆さんで、続いて
奪衣婆
蛇骨婆
白粉婆
安達ヶ原の鬼婆
浅茅ヶ原の鬼婆
古庫裏婆ぁ〜 と  ヾ( ̄∀ ̄)

ほ、ほ〜… まあ神セブンやなぁ ( ;´ρ`)
納戸婆
火消婆
柳婆
テッチ
小豆婆
木綿ひき婆
雪婆
寒戸の婆
手長婆ぁ〜   ヾ( ̄∀ ̄)

… ま、まあ… 選抜ちゅうやつか… ( ; ̄皿 ̄;)
箕借り婆
児啼婆
米とぎ婆
重箱婆
大天婆
棚婆
泣き婆
化物婆
疱瘡婆
ほっちょ婆
甘酒婆
臼負い婆
隠れ婆
小池婆
姥が火ぃ〜   ヾ( ̄∀ ̄)

わしはアンダーにも入れんのかぁ!
Σ(#;`Д´;)=○)`Д)、;'.ヘブッ

もうやめさしてもらうわ! (ノ`Д´)ノ☆
どうもありがとうございましたぁ〜 <(_ _)> <(_ _)>

★舌長姥(したながうば)

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舌長姥  したながうば

舌が長く、人間の肉を舐めとるとされる老婆姿の妖怪。
江戸時代の怪談集『老媼茶話』に登場し、宿をこうた旅人を襲い白骨になるまで肉を舐め取ったとなっている。
この時、朱の盆が登場し舌長姥に言葉をかける場面がある。
話し自体は、安達ヶ原の鬼婆に似た鬼婆伝説のようだ。
舌長姥は、泉鏡花の『天守物語』にも登場し、長壁姫(おさかべひめ)の妹「亀姫」の眷属となっている。
またこれにも朱の盆が登場し、同じく眷属として舌長姥とコンビを組んでる感じである。


どうも〜 ヽ( ´∀`)( ´∀`)/
舌長姥でぇ〜す ( ̄∇ ̄)
朱の盆ですぅ ( ̄∇ ̄)
二人揃ってシタナガボンボンと申しますぅ〜 ( ´∀`)( ´∀`)
知らん人は、今日は名前だけでも憶えて帰ってもらおかな思てますぅ ヽ( ̄∇ ̄)( ̄∇ ̄)ノ

ボンボンくん、ボンボンくん ( ´∀`)ノ
なんですかシタナガ姐さん ヾ( ̄∇ ̄)
あんな、わしもメジャー妖怪の仲間入りがしたいねん ( ´∀`)
わしもって、なんやわしがメジャー妖怪みたいにいいなはんな ⊂( ̄0 ̄)
そらあんたはメジャーやがな! (`・д・´)ノ
アニメに出とるし、境港ちゅうところに銅像はあるし ( ̄o ̄)

そうかな〜メジャーゆうたらメジャーかいな〜… ( ̄ロ ̄ )ゞ 
メジャーやねん!
わしにとったらアンタ殿上人やねん! (ノ`Д´)ノ

そこまで持ち上げんでもええやないですか (;´ρ`)
まあこれは水木先生のおかげですわな ( ̄_ ̄) 

なあ、わしを水木先生に推薦してもらわれへんやろか? (///∇//)ゞ
いやいや姐さん改めて言わんでも、何時も推薦してまっせ ( ̄□ ̄;)
しかしでんな〜
婆妖怪はようけいて姐さんは色々な妖怪と被るみたいですわ (-公-、)

被るって、わしみたいな個性的な妖怪は他におらへんで ( ;゚Д゚)」
やってる事が鬼婆と同じで鬼婆と一緒くたにされとんですかな〜(=ω=;)
舌長いだけじゃダメなんかい! (`・д・´)ノ
う〜ん (-公-、)
ペロペロ舐めるんはダメなんかい! (`・д・´)ノ
う〜ん (-公-、)
ほなら砂撒こか!?蛇を担ごか!?
死人の着物剥いだろか〜!? (#`Д´)ノ
 

姐さん落ち着いてください ヾ( ̄□ ̄;)
顔大きくして真っ赤に塗って
アホ面にしたらええんかい!? ヽ(*`Д´)ノ

って姐さん、それボク、ボクゥ〜! ヾ( ̄△ ̄;)

★亀姫(かめひめ)

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亀姫  かめひめ

猪苗代城(亀ヶ城)に住んでいるとされる妖怪。
江戸時代の怪談集『老媼茶話』に名前が見られ、亀姫に挨拶のない猪苗代城の城代堀部主膳を呪い殺す話しになっている。
しかし、城代堀部主膳に姫への挨拶を促すのは使いらしい禿頭の子供で、姫自体は出てこない。
よって、亀姫の姿形は不明。
泉鏡花の『天守物語』では、先に紹介した長壁姫(おさかべひめ)の妹とされ、二十歳くらいの女性の姿であるらしい。
姫路城の姉(長壁姫)のもとへ遊びに行く際、男の生首を土産に持参する妖怪らしい描写がおもしろい。
眷属に朱の盤坊、舌長婆と云う妖怪も出てくる。


水木しげる大先生の『妖鬼化』での亀姫は、鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』の大禿(おおかむろ)がベースになっている。
なので、私もそれに倣って当初禿頭の亀姫を描きましたが、亀姫を新しく描き下ろしたのでこのキャラは、城代堀部主膳に姫への挨拶を促す亀姫の使い『亀姫の侍女』としました。
(; ̄皿 ̄;)ゞ 


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★長壁姫(おさかべひめ)

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長壁姫  おさかべひめ

-長壁(おさかべ)は古城(こぜう)にすむ妖怪(ようくはい)なり。姫路(ひめぢ)におさかべ赤手拭(あかてぬぐひ)とは童(わらべ)もよくしる所なり。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。

小刑部姫、刑部姫とも。鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』では長壁(おさかべ)とだけとされている。
姫路城の天守閣に住んでいるとされる妖怪。
『甲子夜話』『諸国百物語』『老媼茶話』『西鶴諸国ばなし』等、江戸時代の随筆、怪談集に登場する。
姿は老婆であったり、十二単を着た高貴な女性姿だったり。
中には800匹の眷属を操る妖怪の長の記述もある。
正体は、刑部親王の娘富姫、伏見天皇の寵愛を受けた女房小刑部とも。
または老狐、蛇神との説もある。

泉鏡花の小説『天守物語』では、妹の亀姫や眷属が登場し、妖怪らしい描写が面白い。


子供の頃、テレビの「まんが日本昔ばなし」でこの話しをやったのを憶えている。
夏休みの怪談特集だったと思う。
1人の侍が肝試しで天守閣に上り長壁姫と対面する話しだったと記憶する。
『老媼茶話』がベースになっていたのかな。(´ー`)ナツカシイ
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