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★番町皿屋敷 皿かぞえ

お菊さん(皿かぞえ)に会いに行きました。

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今回は、誰もが知ってる怪談「番町皿屋敷」の舞台となった番町を訪れました。
皿屋敷伝説は、各地にあり「番町皿屋敷」は、その一つです。

「番町皿屋敷」の舞台は、牛込御門内五番町にあった青山播磨守主膳の邸。
主人公は、そこの奉公人“お菊”と云う女性です。
ある日、お菊さんは誤って主人の大事にしている揃いの皿の一枚を割ってしまいます。
主人は大層怒り、お菊さんは責任を負わされ手打ちにあい死んでしまうのです。
そして、亡がらは古井戸へ投下。
なんとも痛ましい事件でしょう。
それからというもの、夜な夜なその井戸底から皿を数える声が聞こえるようになりました。
その井戸にお菊さんの怨念が宿ったと云うことでしょうか。
「一まい……二まい……」と皿を数えます。
「八まい……九まい……」
ここで途切れ、最後にはお菊さんの断末魔と言うか絶叫が聞こえたと云います。
その噂が広まり青山主膳は取り調べを受け事件発覚となりました。
その後、所領没収お家断絶に。
問題のお菊さんの怨念ですが、了誉上人と云う偉いお坊さんの読経により成仏となります。
麹町にあった常仙寺と云うお寺には、件の絵皿が納めてあったそうですが、常仙寺は現在の杉並区に移り、その所在は特定できないそうです。

「番町皿屋敷」は、戯曲、落語などにもなり話のパターンも色々。
皿は嫌がらせで誰かが隠したとか、お菊さんは束縛され監禁されていたが、逃げ出し自ら井戸に落ちたとか、中指を切り落とされたとか、青山主膳とは恋仲だったとか…。
伝説は、時が経つにつれ尾ひれを付けたり、枝分かれしたりしていくものです。
それはそれで面白いですね。

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★“小泉八雲” 終焉の地

小泉八雲先生に会いに行きました。

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小泉八雲と言えば島根県松江が有名ですが、今回は彼の終焉の地になる西大久保を訪れました。

誰もが知ってる「耳なし芳一」、「ろくろ首」で有名な『怪談』の著者として知られてます。
小泉八雲さん、帰化する前の名前は、パトリック・ラフカディオ・ハーンと言い、ギリシャ生まれのイギリス人。
渡り渡って英語教師として日本へやって来ました。
松江では、ヘルン先生と慕われ、日本人の奥さん節子さんを娶りその後熊本、神戸へ。
『怪談』は、この奥さんから聞いた話を文学作品にしたものだそうです。
次に、東京(牛込区市谷富久町)に移り住み東京帝国大学で英文学の講師を勤めます。
この時、帰化し名を“小泉八雲”と名乗ります。
東京帝国大学を辞して、その後、西大久保に転居し早稲田大学の講師に。
54歳で狭心症により自宅でお亡くなりになったそうです。

因みに、東京帝国大学の後任講師は、夏目漱石さんです。
そして、“妖怪公園(哲学堂公園)”の井上円了博士とも交遊があったそうです。

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★『送り提灯』 本所七不思議  其の玖

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『送り提灯』 本所七不思議  其の玖 

江戸時代の話でございます。
本所は出村町辺りでの事。
帰りが遅くなり、夜に提灯もなく歩いておりますと前方に提灯の灯が見える。
「こりゃ天の助け、いい道連れができた」と思い近づこうとすると灯がぱっと消える。
「ありゃ、どこ行ったい?蝋燭の灯が消えたのか?」と辺りをキョロキョロと目をこらす。
暫くするとまた前方で灯が見える。
「おっとあっちだったか、お?い、ちょっとそこの方ぁ」と近づくとまた灯がぱっと消える。
その繰り返しで、いつまで行っても灯に追いつかない。
いい加減気づきそうなもんですが、それはそれ、もう術中にはまってしまってるわけですな。
そして、はっと我にかえると夜も明けており一人佇んでるのでございます。
周りを見れば、そこは葦が生い茂る葦の原。
よく見るとその葦は、片葉の葦でございました。(其の壱に戻る)

落語でお馴染みの「本所七不思議」。
(実際は、本題「浅井の化け物娘」に入る前のマクラ部分)
江戸時代に流行った怪現象話でございます。

「こ、これは絶対に妖怪が絡んでる!」と勇んで巡ってまいりました。
順番があるかもしれませんが、今回は私が回った順でご紹介。
九ヶ所目は、『送り提灯』でございます。
さて、いよいよ(やっと)最終話。

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★『置いてけ堀』 本所七不思議  其の捌

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『置いてけ堀』 本所七不思議  其の捌 

江戸時代の話でございます。
本所と云う所は、掘割(水路)が多く、魚がよく釣れたと申します。
当時は、水がキレイだったのでしょう、カワウソの話もあったようで。
ある日、仲の良い2人が堀に釣り糸を垂れておりました。
何時もなら1,2尾釣れれば御の字。
しかしその日は、何故だかよく釣れる。
入れ食い状態と申しますんでしょうか、糸を垂らすと食い付いてくる。
魚籠は魚で一杯になったそうでございます。
夕暮れになり「どうだい、この魚で俺んちで一杯」と気を良くし、帰り支度を始めます。
すると堀の方から「おいてけ? おいてけ?」と気味の悪い声がしてくるじゃありませんか。
空耳かと2人で顔を見合わすも、やはり「おいてけ? おいてけ?」と声がする。
辺りが暗くなるのも手伝って2人は恐ろしくなり、「逃げろ?!」と。
2人は脇目もふらず一目散。
走る、走る、走る。
息も切れ切れ、やっとの思いで家に着き、恐る恐る魚籠を覗いてみると、なんと魚籠は空であったそうで。

これは、狸の仕業とも河童の仕業とも云われ、「おいてけ?」を無視して魚を持ち逃げようとし、堀に引きずり込まれる恐ろしい話もございます。

落語でお馴染みの「本所七不思議」。
(実際は、本題「浅井の化け物娘」に入る前のマクラ部分)
江戸時代に流行った怪現象話でございます。

「こ、これは絶対に妖怪が絡んでる!」と勇んで巡ってまいりました。
順番があるかもしれませんが、今回は私が回った順でご紹介。
七ヶ所目は、『送り拍子木』でございます。

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★『送り拍子木』 本所七不思議  其の質

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『送り拍子木』 本所七不思議  其の質 

江戸時代の話でございます。
本所は入江町、大横川沿いの北辻橋辺りを夜回りしておりますと、向うの方からやはり夜回りの拍子木の音が聞こえてくる。
「どこのだれだろう?俺の他に夜回りがいたのか?」ってんで不思議に思う。
まあ音が近づいて来るから、そのうち誰だか分かるだろうと、こちらも「火の用心、さっしゃりやしょ?」てな具合で進んで行く。
そうするってえと、拍子木の音がすぐそこで聞こえるようになってきたんですな。
慰労の言葉でもかけようと思い辺りを見回すが、何故か人の姿が見あたらない。
しかし、拍子木の音だけは聞こえる。
ここんとこが怖いとこでございますな。
人は見あたらないが、拍子木の音が耳元で聞こえる。
「チョーン、チョーン」
「ひぇ????!」って顔が青ざめ、持ってた提灯を投げ捨てて詰所に一目散。
これも狐狸の仕業なんでしょうか。
今と違って暗い夜、闇と云うのは色々な怪異が生まれるものでございます。

落語でお馴染みの「本所七不思議」。
(実際は、本題「浅井の化け物娘」に入る前のマクラ部分)
江戸時代に流行った怪現象話でございます。

「こ、これは絶対に妖怪が絡んでる!」と勇んで巡ってまいりました。
順番があるかもしれませんが、今回は私が回った順でご紹介。
七ヶ所目は、『送り拍子木』でございます。

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