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★長壁姫(おさかべひめ)

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長壁姫  おさかべひめ

-長壁(おさかべ)は古城(こぜう)にすむ妖怪(ようくはい)なり。姫路(ひめぢ)におさかべ赤手拭(あかてぬぐひ)とは童(わらべ)もよくしる所なり。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。

小刑部姫、刑部姫とも。鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』では長壁(おさかべ)とだけとされている。
姫路城の天守閣に住んでいるとされる妖怪。
『甲子夜話』『諸国百物語』『老媼茶話』『西鶴諸国ばなし』等、江戸時代の随筆、怪談集に登場する。
姿は老婆であったり、十二単を着た高貴な女性姿だったり。
中には800匹の眷属を操る妖怪の長の記述もある。
正体は、刑部親王の娘富姫、伏見天皇の寵愛を受けた女房小刑部とも。
または老狐、蛇神との説もある。

泉鏡花の小説『天守物語』では、妹の亀姫や眷属が登場し、妖怪らしい描写が面白い。


子供の頃、テレビの「まんが日本昔ばなし」でこの話しをやったのを憶えている。
夏休みの怪談特集だったと思う。
1人の侍が肝試しで天守閣に上り長壁姫と対面する話しだったと記憶する。
『老媼茶話』がベースになっていたのかな。(´ー`)ナツカシイ
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★大禿(おおかぶろ)

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大禿  おおかぶろ

-伝へ聞、彭祖(はうそ)は七百余齢(さい)にして猶慈童(じどう)と称(せう)す。是大禿(おおかぶろ)にあらずや。日本にても那智高野(なちかうや)には頭禿(こうべかぶろ)に歯豁(はあばら)なる大禿(おおかぶろ)ありと云。しからば男禿(おとこかぶろ)ならんか。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。

ここでの禿とは、遊郭に住む遊女の見習いの童女のこと。
大禿は、名前のとおり大きな童女の妖怪のようだ。
しかし、男色専門の茶屋で働く少年達も禿の姿であったと云う。
解説文にもある「男禿(おとこかぶろ)ならんか」。
ひょっとしたら禿姿の男の妖怪なのかもしれない。
花魁に殺された禿が化けたものと云う説もある。

原画での大禿は菊の花柄の着物を着ている。
そして解説文に出てくる彭祖(はうそ)と云う中国の長寿の仙人。
どうやら男色家を風刺した石燕先生の絵解きや言葉遊びがあるようだ。


否哉(いやや)と云うおネエ系の妖怪がいるけど、
大禿もそっち系の妖怪なのかしら。(゜д゜)ゞ
昔は、男色も結構オープンだったと聞くから妖怪にもいるんだろうな~。(;´Д`)

★雨女(あめおんな)

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雨女  あめおんな
-もろこし巫山(ふざん)の神女(しんぢょ)は、朝(あした)には雲(くも)となり、夕(ゆうべ)には雨(あめ)となるとかや。雨(あめ)女もかゝる類(たぐゐ)のものなりや。-
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』にこう記されている。

雨を呼び寄せる妖怪か。
一説には、雨の日に現れ子供を攫う妖怪とも云われている。
考えるに、旱魃の時に雨乞いの加持祈祷をする巫女の変異かもしれない。


現代でもいますね雨女、雨男。
何かを予定していて当日になると雨が降る。
こいつを交えると必ず雨が降るとかいわれ雨女、雨男のレッテルを貼られてしまいます。
特異体質ってわけじゃないんだろうけどね。(゚∀゚)))))

★青行燈(あおあんどう)

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青行燈  あおあんどう

-燈(ともしび)けんとして又あきらかに、影憧々(かげどうどう)としてくらき時、青行燈(あおあんどう)といへるものあらはるゝ事ありと云。むかしより百物語をなすものは、青き紙(かみ)にて行燈(あんどう)をはる也。昏夜(こんや)に鬼(き)を談(だん)ずる事なかれ。鬼(き)を談(だん)ずれば怪(くはい)いたるといへり。-
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』にこう記されている。

青行燈(あおあんどん)とも。
俗に百物語をすると怪異が起るとされ、百話目が終ったら現れるとされる妖怪さん。
黒い長い髪に角、大きく裂けた口にお歯黒、そして白い着物を着た鬼女姿。
江戸時代、百物語をするときは恐怖の演出に行灯に青い紙を貼ったことからこの名前となったとの説もある。
怪異を恐れて皆99話目で止めていたらしい。
だからかどうか知らないが、青行燈が現れたと云う記録はない。


「…で、振り向いた顔を見たらなんと目鼻が無いのっぺらぼうだったそうな」

パチパチパチ(拍手)

司会:は~やっと百話終りました!皆様お疲れさまでした。
   それではお待ちかねのレア妖怪「青行燈」さんに登場して頂きます。
   皆様拍手でお迎えください。
   それでは、せ~の!


『あおあんどんさ~ん!』
ヽ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)ノ


青行燈: …………………………

司会:えっ… それではもう一度。 ?(゜д゜)ゞ

『あおあんどんさ~ん!』
ヽ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)ノ


青行燈: …………………………

司会:… どうぞ…  え~ 青行燈さん…? ( ̄д ̄;)ゞ

青行燈:しゅ、出演は… じ、辞退させてください… ((((; ̄皿 ̄;))))
     わ、わたし… ひ、引きこもりが長くてぇ…
     ひ、人前に出た事がないんですよぉ~…



今まで皆が99話目で止めてたんだから、いざ100話目を話しちゃ青行燈さんは困っちゃう。
みんな青行燈さんを困らせないでね。( ´∀`)ノ

★青女房(あおにょうぼう)

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青女房  あおにょうぼう

-荒(あれ)たる古御所(ふるごしょ)には青女房とて女官(にようくはん)のかたちせし妖怪(ようくはい)、ぼうぼうまゆに鉄漿(かね)くろぐろとつけて、立まふ人をうかゞふとかや。-
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にこう記されている。

女房とは、もともと御所に詰めて貴人に仕えてた女性(女官)。
そして青は未熟という意味。
青女房は未熟な女官さんという事か。

室町時代の『百鬼夜行絵巻』にそっくりな妖怪がでてくる。
多分このキャラクターがモデル。
『繪本百物語』-桃山人夜話- にも“歯黒べったり”と言う似た妖怪も描かれている。


白い顔に黒い歯… どう見ても怖いな?。(((( ;゚д゚)))
昔は美しく見えたのかしら…。
そう言えば、最近の時代劇には、お歯黒、引眉(眉剃り)のメイクを見かけない。
昔は結構見かけたものだが…、やはりお歯黒が怖く見るからかな?。
「武士の一分」で檀れいさんがお歯黒、引眉(眉剃り)のメイクだったら…。
(-公-、) ウ~ン  …観たくないな。
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